ほぼ1人で子育てをしているので、まずは子供達の事を優先的に考え、自分の事は後回し、一人になって息抜きしたくてもできなかったり、本当はしたい事があっても諦めなきゃいけない事が多かった。
夫は年に数回しか帰ってこれないので日々頼れない、祖母や母に話すと「お母さんになったのだから…」、「私たちの時代は…」と言われていたので簡単に預かってとも言えず、我慢するのが当たり前、そういうものなんだと思っていました。
でも、我慢ばっかりの日々で目眩、動悸、息苦しさ、震え、どんどん体調が悪くなって去年の秋に心が限界になりカウンセリングを受けるようになりました。
自分の事を大事に、自分の事を愛してあげるというカウンセラーさんの言葉をきっかけに前よりも【ま、いっか】を増やしてみたり、少しずつ抜く事を意識するようにしています。
【カサンドラ症候群】自分の心の状態を受け入れ、これからは自分を大事にしていく
長女は今少し落ち着き、寝てくれるようになりましたが、学校があるとソワソワする事もあるので、平日は翌日の事を考え、なるべく家でゆっくりして早く寝かせなきゃと思っていました。
(〇〇しなきゃいけない…という思い込みがずっと私を苦しめていました)
『学校行きたくない』、心因性頻尿になった娘の心の充電の大切さ
子供達が学校から帰ってきてからの時間は宿題を見たり、晩ご飯の用意、片付け、お風呂、寝る前に一緒にお布団入って子供達の話聞いたり、やる事が多くバタバタ…。
昨日も早めに次女が食べたいと言っていたハンバーグと長女が好きなグラタン、あとお味噌汁の用意をしていました。
(ハンバーグかグラタンどっちかでよかったのに…と作ってから思いました)
ハンバーグを煮込んでいたら兄から「赤穂で牡蠣を5キロ買ってきたから実家で一緒に食べへん?」と連絡があり、貝が好きなので本当は食べたかったのですが、まだ月曜日で明日も学校あるし、リズムが崩れて子供達疲れてしまうかもしれないし、寝るのが遅くなるのも良くないし…と一度断りました。
長女が帰ってきて、その事を話すと「ママ牡蠣好きでしょ? いいの?」って。
「本当は食べたい。」と言うと、「30分くらいで出られるから行こうよ」と言ってくれたので兄に連絡。
子供達、いつも「疲れた…」と学校から帰ってくるので機嫌が悪い事も多く、平日は行けないものだと思っていました。
用意していたハンバーグ、お味噌汁は今日食べる事にして、グラタンだけ焼く前の状態にして持って行く事に。
5キロの焼き牡蠣、皆で食べ切りました。
最後までずっと美味しくて、幸せでした。
雨も降っていたので、兄が送り迎えしてくれて助かりました。
自分の気持ちを優先してもいいんだという事、自分の食べたい物が食べられる幸せ、ほんのちょっとの事かもしれないけれど嬉しい。
平日でもこうやっていつもと違う事ができている事が嬉しい。
【たまにはいっか】、その【ま、いっか】が今の私には大事な事だと改めて思いました。
これからは思い込みを手放していき、【ま、いっか】を増やしていこうと思っています。
11年の我慢が重なり、去年の秋に心が限界になり、カウンセリングを受け始めた事と自分の状態を親に伝え、「助けてほしい」と真剣に訴えてから話を聞くようになってくれたり、前よりも子供達を預かろうとしてくれたり、少し歩み寄ってくれるようになりました。
(母も仕事、介護、家の事もあるので無理はさせられませんが…)
引っ越してきてから、親、兄弟と育児の事や私達夫婦の事などで何度も何度もぶつかり喧嘩しました。
16年離れていた分距離感に悩む事もありますが、子供達も懐いているし、数カ月に一度預かってくれたり助けられる事も多いです。
心が限界になった去年、「助けてほしい」と素直に言えて良かったと思っています。
真剣に何度伝えても響かない人もいますが、真剣に伝えれば理解し、受け入れてくれる人もいる。
https://ameblo.jp/okudaayako/
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント