「変わらなきゃ」と思い続けた私が、自分を知ることで気づいたこと

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「流せる人にならなきゃ」
「鈍感にならなきゃ」

ずっと、そう思って生きてきた。

自分が気にしすぎるからダメなんだ。
自分が敏感すぎるからダメなんだ。

そう思って、「鈍感力」の本を読んだり、夫婦関係をよくする方法を探したり……。

鈍感に。
鈍感に。

流さなきゃ。
許さなきゃ。

そう思えば思うほど、

「できない自分が悪い」
「許せない自分が悪い」

そうやって、自分を責めていた。

これまでの私は、自分の気持ちに寄り添ってもらうよりも、否定されたり、正されたりすることの方が多かった。

「弱い」
「気にしすぎ」

そんな言葉を受ける中で、自分の感じ方は間違っているのだと思うようになっていた。

そんな中で、相手のことも理解しようとしてきた。

相手に悪気がないこと。
特性によるものなのだということ。

私が変わればいい。
私がもっと理解すればいい。

そう思いながら、自分を抑えてきた。

でも、もう限界だった。

相手に悪気がないことは分かっていた。

でも、それでも傷つくことはある。

理解することと、自分を犠牲にすることは別。

そして、少しずつ考え方が変わっていった。

相手を理解しようとして、苦しみ続けることに使っていたエネルギーを、これからは自分のために使いたいと思うようになった。

カウンセリングを通して、少しずつ気づいた。

私が「弱さ」だと思っていた敏感さは、人の気持ちや小さな変化に気づけるという「力」でもあった。

ただ、変わらなくていいということではない。

変える必要があったのは、自分の感じ方そのものではなく、自分を苦しめていた受け止め方や考え方だった。

思考の転換も大切だった。

同じ出来事でも、どう受け止めるかによって、自分の苦しさは変わっていく。

自分を否定して、別の誰かになろうとしなくていい。

自分は何に傷つくのか。
何が苦しいのか。
何を大切にしたいのか。

まずは、自分自身を知っていくこと。

それが大切なんだと思う。

相手を変えることはできない。

だからこそ、

自分を知ること。
自分を守ること。
自分を大切にすること。

そして、自分を知ることで、相手との距離や関わり方を考えられるようになる。

相手を変えようとすることではなく、変わらない現実の中で、これから自分をどう守っていくかを考える。

それが、今の私に必要なことだった。

「流せる人にならなきゃ」
「鈍感にならなきゃ」

そう思っていた私が、

今は少しずつ、

そんな自分と共に生きていく方法を見つけていけばいいんだと思えるようになった。

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