私は小さい時から家族、周りの人たちに【神経質】【気にし過ぎ】と言われてきました。
周りの人よりもいろいろな事に気付いてしまったり、些細な事が気になってしまったり、周りからしたら些細な事でも私には刺さってしまう。
会話の中での相手の一言が引っかかってしまったり、なかなか流せなかったり、自分から出た言葉で後悔したり、帰ってから1人反省会…
『気にし過ぎ』『そんなの流さないと』『そんなのかわしていかないと』『弱い』そう言われるのが結構しんどい時もあって、気になっている事を気にしないようにという事がなかなかできない。
家族や周りの人に言ってもなかなか理解してもらえない事も多く、どうせ言ってもわかってもらえない…と卑屈になったりもしました。
ほぼ1人で育児をしているので、なかなか子供達を預けられない、食物アレルギーがある子供達なので食品にも気を付けなければいけない、子供達のいろいろな事に一人で対応していかなければいけない生活を送ってきたからか、前以上に敏感に反応してしまうようになりました。
疲れていて休みたくても音に敏感なので、子供達がいる空間、おもちゃの音やいろんな音が聞こえる空間で寝るという事ができないのでなかなか休めないんです。
本を読む時、映画やドラマを観る時は、一言一言をちゃんと読みたい、ちゃんと聞きたいので、子供達の声やいろんな音があると集中して観られない、眠る時は秒針の音、扇風機の音が気になって眠れなかったり、消防車、救急車の音に敏感に反応したり、大きな音に対して人よりビクつきます。
秒針の音で眠れない 聴覚過敏の私は無音の時間がないと本当にキツイ
敏感に反応するそんな自分にも疲れるし、自分の事がめんどくさくなる事も多いです。
予定が詰まっていたり人と会い過ぎてしまうと、静かな所で休みたい、一人になりたくなります。
何かしら考えてしまうので、何にも考えたくない、日常から離れて【無】になりたくなります。
ほぼ一人で育児してきたのでなかなか預けられず、次女が小学校に入るまでの10年は正直本当にキツかったです…
みんなができている事ができない、なんで私はいろんな事に敏感で傷つきやすく疲れやすいんだろう、なんでこんなに生きにくいんだろう…と悩んできました。
数年前に本屋さんで「繊細さん」の本という本を見つけ、【繊細さん】という言葉が気になり購入してみました。
本の中に繊細さん診断テストというのがあるのですが、私はほとんど当てはまります。
この本を読み、生きづらかったのはそういう事だったんだ…と腑に落ち、生まれ持った気質という事がわかり楽になれました。
鈍感になりたくて【鈍感力】という本を読み、身につけようと試みた事もあったのですが難しくて…
この本に、繊細な人が「鈍感になる」「気づかずにいる」ことはできません。生まれつき繊細な人が鈍感になろうとすることは、自分自身を否定することと書かれていて、無理して鈍感になる必要はない、心のままでいいんだと心が救われました。
繊細さに困る事が多くしんどかったのですが、この本と出会った事で生まれ持った繊細な感性を大切にし、個性、長所として受け入れよう、人と同じじゃなくてもいい、自分の生きやすい場所を見つけ自分らしく生きていこうと思うようになりました。
私も子供も繊細、敏感なので、悩んだ時や敏感さにしんどくなった時は読み返して心を軽くしています。
『学校行きたくない』、心因性頻尿になった娘の心の充電の大切さ
↓日常、料理レシピなど、もう少しラフに書いているブログはこちら【奥田絢子の足跡探し】
https://ameblo.jp/okudaayako/entry-12776247600.html
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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