10年間、自分のことは後回し。
我慢することが多い毎日でした。
「なんで、なんで……。なんでこんなに我慢ばっかりなんだろう」
そう思いながら過ごす日々。
そして、そんなふうに思ってしまう自分にも嫌気がさしていました。
変わらない日々。
支えてもらえない日々。
助けてもらえない日々。
どうにか一人で子どもたちを育てなきゃ。
私が一人で守らなきゃ。
毎日を過ごすことに必死すぎて、余裕なんてなくて、イライラすることも多かった。
「どうして私ばっかり」と思ってしまう自分が嫌で、それでも、どうすることもできないまま毎日を過ごしていました。
でも、少しずつ、自分のために動き始めました。
今まで自分のことを後回しにして、毎日をこなすことだけで精一杯だった私が、「自分がやってみたい」と思ったことを、少しずつ始められるようになりました。
最初は小さな一歩だったけれど、自分から動いてみると、少しずつできることが増えていきました。
知らなかったことを知れたり、今まで見えていなかったものが見えるようになったり。
少しずつ視野が広がって、私の世界も変わってきたように思います。
10年間、我慢することが多かったからこそ、今までできなかったことができる喜びを、以前より強く感じるのかもしれません。
何気ないことでも、「うれしいな」「楽しいな」と思えることが増えました。
大きな幸せじゃなくてもいい。
今は、そんな小さな幸せを感じられることがうれしいです。
もちろん、日々の我慢がなくなったわけではありません。
一人で背負わなきゃいけない現実は変わらないので、今でもしんどい日もあるし、思うように動けない日もあります。
それでも、自分の心の状態を認めながら、休むときは休む。
手を抜くところは抜く。
無理をして前に進むのではなく、自分のペースで。
10年間我慢したから、今のこの小さな喜びがあるんだな。
そんなふうに感じる日々です。



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